日本「月城原発からのトリチウムの放出はもっと多い」
炭素14など危険な物質の放出には言及せず
ストロンチウム90で比較すれば月城の5400倍を超える
「韓国原発のトリチウム放出量が日本よりも大きいことが明るみになり、笑い物になるだけ」
日本の政権与党自民党の重鎮である佐藤正久・外交防衛委員長兼外交部会長は14日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日本の汚染水の放出決定を国際海洋法裁判所に提訴する案を検討するよう指示したことについて「虚勢そのもの」だと嘲笑し、ツイッターに投稿したコメントです。日本の麻生太郎・副総理兼財務相も前日の記者会見で汚染水の放出について「中国やら韓国やらが海に放出しているのと同じ」だと述べました。
日本メディアは政府の汚染水の放出決定を伝え、韓国の月城(ウォルソン)原発の年間のトリチウム(三重水素)放出量は23兆ベクレルであり、日本が毎年放出しようとする汚染水の22兆ベクレルより多いと報道しました。放出決定に反発する周辺国に対する日本政界の傲慢な態度がどこから始まったのか、教えてくれるものです。
月城原発のトリチウムの放出量は年により異なりますが、23兆ベクレルが海に放出されたことがあるのは、その通りです。2016年です。韓国水力原子力が作成した『2016年環境放射能調査および評価報告書』の液体放射性物質の放出量資料によれば、この年に月城原発からは22兆9000億ベクレルのトリチウムが液体として放出されました。日本が約125万トンの汚染水を約30年かけて放出する場合の年間トリチウム放出量の22兆ベクレルより少し多いのは事実です。
しかし、月城原発は日本が汚染水125万トンの放出をすべて終える前に寿命を尽くして閉鎖され、トリチウムをそれ以上は放出しなくなるのに対し、福島の事故現場からは月城原発の閉鎖後も汚染水が発生し続けることになるという点は、大きな違いです。福島では今この時間にも、汚染水が1日平均で約140トン発生しています。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/39736.html
[記者手帳]日本、月城原発の5400倍の発がん性物質の放出になぜ言及しないのか
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