【コラム】文化財鎖国が国の品格を落としてしまっている=韓国

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    • 1独り言2020/12/24(Thu) 13:30:15ID:QzMTM1ODQ(1/1)NG報告

      ドイツ統一後、連邦政府が野心をもって推進してきたこのフォーラムは、約3万平方メートルの敷地にベルリン民俗学博物館、東アジア博物館を吸収して膨大な非欧州文化圏の展示空間としてオープンする予定だ。ところがあきれたことに3階東アジア館の韓国室は中国室、日本室の10分の1しかない60平方メートル(約20坪)で、しかも中国室の末席に添え物のようにして作られているという。

      だがこのような文化的大惨事は今回が初めてではない。35年前、私が生まれて初めてニューヨークのメトロポリタン博物館を訪れた時、膨大な規模の中国室と日本室に比べ、韓国の遺物が廊下にみすぼらしく陳列されているところを見て、そのあまりの悔しさと佗びしさで思わず涙が出た。ここに韓国室ができたのは、1998年に国際交流財団がサムスン文化財団の支援を受けて167平方メートルの空間を確保した後だった。

      大英博物館でも韓国の遺物が廊下に陳列されていた。ハンビット文化財団の故ハン・グァンホ会長は民族的自尊心で100万ポンド(現レートで1億4000万円)を寄付して韓国室を作ってほしいと頼んだ。これが契機となり、国際交流財団が約300平方メートル規模の韓国館を作ったのは2000年のことだ。ギメ東洋博物館は2001年に大々的にリノベーションし、やはり韓国政府の支援と李禹煥(イ・ウファン)画伯が寄贈した朝鮮時代の遺物で韓国室を設えた。

      彼らは自分たちの見識と予算で韓国遺物を購入できないとし、われわれを「まぬけ」だとあざ笑った。

      われわれは海外にある韓国の文化財を見るとすべて還収しなければならないという「愛国心」を発動する。しかし、植民地時代の被害意識に包まれた保護壁が、ここに至っては世界化を阻む障壁になっているのだ。

      略奪文化財は最後まで探さねばならず、重要文化財は絶対に出て行かないように防がなければならない。

      本来、一国の文化財は異郷の地でその国の文化外交使節役を果たすものだ。これからは韓国は、文化財が海外に出ていって韓流の国・大韓民国が歴史と伝統でも文化強国であることを堂々と証言できるようにしなければならない。
      https://japanese.joins.com/JArticle/273723

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