フンボルトフォーラムの韓国館設置に関するセミナーを通じて韓国館の面積が60㎡ほどで中国館と日本館それぞれの10分の1の大きさだということが分かった。フンボルトフォーラム側は保有する中国と日本の所蔵品はそれぞれ6千点以上であるのに対し、韓国の所蔵品は160点あまりに過ぎないという理由を挙げた。
2014年に韓国館の設置に協力するために覚書(MOU)を締結した。しかし、その後、韓国館は韓国の関連機関の間で忘れられた。
7月末のセミナーでフンボルトフォーラムは160点の所蔵品で60平方メートルを満たすことが難しいという理由で現代芸術を結びつけようという意思を示した。 展示コンセプトがかなり進行された中国館、日本館に比べて面積が小さく割り当てられただけで、ほとんど放置されたも同然だった。
それから4ヵ月後の27日現在、希望的なニュースが作られたのだろうか。ドイツ現地では、駐独韓国文化院がフンボルトフォーラム側と協議している。
しかし、国内機関の中で唯一、韓国館の展示に関心を持ってきたKFは、韓国館を巡る議論が起きた後、かえってセミナーへの支援を中止した。
差し迫った時間…芸術界・学界の公論化必要
植民地支配につながった分断状況、漢江の奇跡、デジタル強国、韓流などにつながる桎梏と克服の歴史がなくなれば、フンボルトフォーラムの趣旨自体が半減しかねない。被支配国家だった韓国の展示館が見当がつかない反面、日本館内に設置予定された茶道展示館が第2次世界大戦当時、連合軍の爆撃被害とつながった平和の意味を込めたというのは皮肉なことだ。
出所も知られていない所蔵品…遺物・現代美術を合わせた若い想像力が必要
現在、韓国館をめぐって利害関係者間の議論が行われる構造では、遺物の数字と遺物の価値が重視される雰囲気だ。
ところが現在、フンボルトフォーラムに向かうベルリンアジア美術館の韓国所蔵品は出所も正確に分からない。韓国から不法に持ち出されたものがあるのか、外国の勢力に鹵獲された遺物がドイツまで流れ込んだケースがあるのか、知る由もない。
https://news.v.daum.net/v/20201127070707829
ベルリンの象徴に入る韓国館、羞恥と誇りの間
79
ツイートLINEお気に入り
73
1