7都府県に緊急事態宣言が出された。それに伴い、政府から緊急経済対策も発表され、来週には今国会に補正予算案が提出されるとみられる中、野党だけでなく自民党内からも「安倍首相はノー」の声が出始めているというのだ。真相を追った。
「融資じゃダメだ。補償をしなければ(営業)自粛なんてできませんよ。これ(補償)をやらなければ、自殺者が激増しますよ。会長、分かっているんですか。こんな対策しか出せないなら、(自民党は)野党になった方がいい」
静まりかえった会場に怒声が響き渡った。4月6日午前8時、東京・永田町の自民党本部9階の大会議室で行われた政調全体会議の一幕だ。自民党衆参全議員が対象で、議題は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた、政府の緊急経済対策だった。そこで各議員の意見を求めた際、怒りを爆発させたのが、京都6区選出の安藤裕(ひろし)衆院議員だった。2012年初当選の3期目で、いわゆる〝安倍チルドレン〟の一人である。
https://mainichi.jp/sunday/articles/20200414/org/00m/010/002000d
毎日新聞がスクープ「10万円給付で安倍6月退陣、麻生首相誕生の密約」
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