喫茶店や遊戯施設だけでなく、銀行や病院、介護施設まで維持が厳しくなる。
「病気になっても、あるいは突然怪我をしても、街には医者がいないから診察を受けられない」――こんな背筋の凍るような事態が、わずか15年後に全国各地で起き始めるかもしれない。
では、東京都はどう変化していくのだろうか。本書の説を端的に述べると、しばらくは人口が増え続けるが、高齢化によって街の姿が激変する。
2025年には練馬・足立・葛飾・杉並・北区の地域で、4人に1人が高齢者という事態となる。現在の東京23区は「ビジネス優先」「若者中心」で成り立っている都市だが、多くの地区で今後は街の在りようが大きく変わるはずだ。
街に高齢者が増えれば、電車やバスの乗降に現在よりも時間がかかるようになり、現在の過密な通勤ダイヤには支障が出るかもしれない。
各地区で介護難民が続出し、老々介護はますます加速する。
高齢化により中小企業や町工場は維持が難しくなり、それが大企業にも大打撃を与える。便利で住みよい街というのが東京のブランドだったが、それが傾いていく日も近いのだ。
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人口ピラミッド
YouTubehttps://youtu.be/zDocOJtN6rY
総人口
YouTubehttps://youtu.be/XlgPxh1vXzk
47都道府県の人口(緑は関東地方)
YouTubehttps://youtu.be/Tzb3Jg53qYg
【悲報】日本さん、人口減少で年金制度、銀行、病院、インフラ、小売り、中小企業の維持が厳しくなる
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