東京ビッグサイトにて開催されている東京モーターショーにおいて、植物由来のセルロースナノファイバーで外板や骨格部材を製作した、世界初のコンセプトカーが出展された。
安価で強度の高いセルロースナノファイバー
樹木から採取されるセルロースは、紙に使うパルプの原料として知られている。このセルロースをさらにナノサイズまで分解し、繊維化したのがセルロースナノファイバーである。
セルロースナノファイバーは、再生可能な資源である樹木を活用しているだけでなく、鋼鉄の5分の1の軽さで5倍の強度をもつ。そのため、二酸化炭素の削減につながる次世代の素材として注目されている。
コンセプトカーの製作に関わる金沢工業大学は、環境省の国家プロジェクト「ナノセルロース・ヴィークル プロジェクト(以下、NCVプロジェクト)」に参画している。2016年に発足したNCVプロジェクトには産学官の22機関が参画し、セルロースナノファイバーを使った材料や部材、自動車部品などの開発や二酸化炭素削減効果の検証に取り組んでいるという。
軽量化で二酸化炭素削減にも効果
自動車にセルロースナノファイバーを実装する取り組みは、日本が世界に先駆けて実施している。トヨタ自動車がすでに、セルロースナノファイバーを活用した世界初の自動車「TOYOTA 86」を試作している。ボンネットは鋼鉄に比べて5割近く軽量化可能で、二酸化炭素の排出量削減が期待できる。
樹脂を母材にした「炭素繊維強化プラスチック」の成形にも用いられる樹脂注入により、部品点数を抑えた大型の一体成形が可能になるなど、プロジェクトチームはさらなる軽量化を目指している。今後は、二酸化炭素の排出量を10%以上削減することを目指し、建材や電機、医療などの分野にセルロースナノファイバーの活用を検討するとしている。
プロジェクトチームが製作したコンセプトカーが出展されている東京モーターショーは、10月24日から11月4日まで開催され、一般公開は25日から始まっている。
https://news.biglobe.ne.jp/economy/1027/zks_191027_1011810284.html流石に今どき車のボディに鋼鉄使ってるメーカーは無いけど(笑)
時代はプラスチックから大麻
アダマンチウムかビブラニウムなら最強!
>>4
耐熱、耐火、難燃性などが鉄鋼を上回るとは思えよないけどシャーシを鉄や木材から置き換えたらかなりの軽量化に貢献しそうね。要するに木製だからな
再生紙からも作れるし成型する時の量産性の問題かなぁ・・
プレスでバコバコ作れるような物じゃないだろうからなぁ難燃性なのかな?
重量税が大変なことになりそうだが
こういう形に成長する巨大昆虫か巨大蟹を遺伝子組み替えで作って車のボディにした方がいいんじゃないか?
そういえば木製のコンセプトカーもあったなw
トヨタ自動車、ミラノデザインウィーク2016に、“人とクルマの新たなつながり”を具現化したコンセプトカーを出展
https://global.toyota/en/detail/11315933つまり今の車と同じ重量で作れば強度は25倍になるワケだな?(´・ω・`)戦車か装甲車作れば無敵じゃん?
凄いけど、生産コスト高そう。歩留まり考えたら鉄で良い気もする
仮に総重量が半分になったとして。
500キロの車体は風に飛ばされそうだ。
一方、燃費は飛躍的に向上する。
なんていうか、設計が根本的に変わっていきそう。>>18
戦車砲はAPFSDS が主流だから装甲は「硬さ」と「密度」が重要なんだよな。
カーボンじゃHEAT弾には弱いし。
兵の防弾ベストやヘルメットには良いかな。これ、商品寿命が終わった後、どうなるんだろうね?
土に帰るのに、億年単位かかるようじゃ、環境汚染になるからね。
単に、腐食に強い、強度が高いだけじゃ、商用としては、問題ありって事になるけど。航空機の素材はどうよ?
もちろん、戦闘機も含めて。>>20再再生可能なんじゃね?
耐腐食性とかのほうが問題になりそうだけど。
>>21
基本的に板金とかしなくていいものには有用なんじゃない?
鉄鋼は溶接でつなぎ合わせたりできるってのがメリットなんだし。航空機は既に炭素繊維複合材を使ってるね
>>1との違いがよくわからないが・・・鋼鉄の強度5倍、軽さが5分の1。耐熱性もあり。
これが本当なら、結構エライこっちゃじゃね?
あとは環境負荷や製造コスト、汎用性の問題だが、その辺がクリアされれば、世界の工業製品の在り方がガラリと変わるぞ。
近い将来、普通にノーベル賞候補だわ。>>1
金沢工業大学って石川県の三流私学(県内評価はまぁまぁですよ)だが、ソーラーカーとかロボットとか結構、目立つんだよなぁ。
金沢大学よりニュースになりやすい。セルロースで出来てるんなら廃棄しても糖になるんじゃね
日本製より5倍固い韓国製のトイレットペーパーの勝ちだなww
金沢工業大学って 就職が有利って聞いたけどね。
強度が高いと言っても、つまりセルロイドだろ。
怖くて乗れない。>>30
韓国人のケツ穴の強度は、日本人より優秀だなww>>31
就職率とロボコンが全国TOPクラスw車のボディって、テフロン加工みたいにザラザラにしないのかな?
光沢保つ為に、洗車&ワックスに労力削がれるのがイヤだ。
スターウォーズの使い古されたXウィングみたいに、汚れが様になるような仕様にしてくれないかな?
ヴィンテージGパンみたいに、洗わない方が良いみたいな風潮。木材製からセルロースを取り出し
セルロースに混ぜ物をして強度ある
植物性プラスチックに
工程が多そうで高そう
と
軽くなって燃費が良くなっても
二酸化炭素は減らなさそう>>1
一振り、業物を頼みたい。でもシロアリが恐いなぁ(´・ω・`)
>>28
発想を変えて空飛ぶ車が出来るんじゃないか?これが本当ならATが造れそう
ジャパンモビリティショー2023、11日間で111万2000人が来場。計475企業・団体が参加
motorsport.com 日本版
10月26日(木)から11月5日(日)まで、東京ビッグサイトを中心に開催されたジャパンモビリティショー2023が閉幕。主催の日本自動車工業会(JAMA)は、11日間を通して111万2000人が来場したと発表した。
これまでの東京モーターショーから装いを新たにスタートしたジャパンモビリティショー。2023年は「乗りたい未来を、探しに行こう!」をテーマに、自動車業界の枠を越えて475企業・団体が出展した。
中でも、未来のモビリティ空間を提案する主催プログラム「Tokyo Future Tour」には約50万人が来場し、子供向け仕事体験施設「Out of KidZania」には1万3000人以上が参加した。
また、スタートアップ企業コンテスト「Startup Future Factory/Pitch Contest & Award」には116社が参加。グランプリを獲得した企業には賞金1000万円が贈られた。
ジャパンモビリティショー2023は結びの言葉として、次のように記した。
「この国の自動車産業は550万人、モビリティ産業では850万人が働いています」
「これからのモビリティは『単なる移動手段』だけではなく、『ヒトを動かす、モノを動かす、ココロを動かす』ものであり続けたいと思います。様々な産業に関わる新しい仲間と一緒に、日本を動かす原動力となる所存です」
東京モーターショー 植物由来の自動車開発「重量は鋼鉄の1/5で強度は5倍」
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