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「江戸麹町十丁目に店をかまえる荒物屋五平は、来る日も来る日も「旗本何某何兵衛のお屋敷はどう行けば良いのでしょう」と尋ねて来る、田舎風の侍たちの対応にうんざりしていた。」(大石慎三郎著『大江戸史話』)
ことから、この荒物屋が「住宅地図」を発行し大ヒットした。これを見た本業の出版業者が全江戸に広げて江戸切絵図を発行し、以降どこにでもある常備品的なものとなった。
1755年には江戸の切絵図は市販用に出版されていたが、地方藩士や商家の常備品のよう普及するのはこの1846年の荒物屋の「家を聞かれるのが面倒だ。そんなに需要があるのなら印刷して売り物にしよう」という発想から。
朝鮮の両班層が訪問先の両班の家を知らないで下層の人間に家を聞くことはない。下賤の者、または最近成り上がったばかりの者だと思われる。地図は不要だという建前がある。
だから両班以外の者だけに切絵図の需要がある訳であるが・・・文字が読めない。発行しても意味がない。
朝鮮に住宅地図があったとしても特権階級だけの希少なもので、ほぼ残っていない可能性が高いだろう。
だから、そんなものはないと思われる。
「日帝が没収した」とかなんとか、新規ストーリーが出来るかもしれない。
古地図
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