【結論】私が主張したいことは「日本は韓国の自己決定を尊重しなければいけない」。
【経緯】私は、これまでは韓国に日・米・韓の陣営側に戻って欲しいと願っていた。
理由は以下の通り。
(1)私には韓国(ソウル)に住んでいる韓国人の友人がおり、韓国が今の政治運営を継続していくと、赤化により友人の自由が奪われ、また、世界的に孤立した韓国が経済的に苦境に陥り、結果として友人含む、韓国国民の生活が苦しくなると「私が思った(多くの日本人もそう思っていると推察)」から。この予測の中に、米陸軍の韓国撤収に伴う、北朝鮮の南進によってソウルにて限定的な戦闘が起きることを想像していた。つまり、その友人が苦しむ姿を見たくないから。
(2)韓国が北朝鮮・中国・ロシアの陣営側に入ると、今は北緯38°線にある民主主義・資本主義の防衛ラインが、日本付近(対馬海域)まで南下してくるので、日本のリスクが上がると「私が思った(多くの日本人もそう思っていると推察します)」から。
そして、メディアではなく、生の韓国の人の声を聴いてみたい、自分の体験で考えたいと思い、今年の春先に単身、ソウルへ旅行に行ってきた。そして鍾路(チョンノ)のバーで衝撃を受けた。バーテンさんとお客さんのやり取りの中で、お客さんが「僕は北朝鮮に行ってみたいんだ。だから今の政権を応援している」と話していた。そして、バーテンは「私は北朝鮮と一緒になるのは嫌です」と話していた。そのやりとりを聴いて、正気の沙汰ではない、自国と自分の未来を自滅させたいのか?知らないってことは恐ろしいと感じた。しかし、こうも思った。「なぜ、彼が北朝鮮に行ってみたいと言っているのか。」そもそも、私は韓国人ではないので、韓国人の北朝鮮に対する思いを知らないんじゃないか?。なので、民族統一にかける思いについて、韓国人に語れることはないし、知らないって決めつけることも、私が彼を見下していたことになる。
『私が一番韓国と韓国人を信用していなかった。』
もっと、彼らの「自己決定」を尊重しなければいけない。だから、たとえ、日本が韓国と一戦交えることになったとしても、決定を尊重し、お互いのアイデンティティをかけて戦う。日本が韓国を怒らせる理由は、徴用工とか、慰安婦などではなく、本質的にはこうした「見下し(自分たちより弱いものという決めつけ)」ではないか?。
日韓関係
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