イジュヨル韓国銀行総裁が、今年に入って初めて、各部門に「最悪の状況」を想定したシナリオの作成を指示したことが分かった。
米中貿易紛争、日本の輸出規制など、世界経済の悪材料を考慮して、既存の緊急対策(コンティンジェンシープラン)を具体的かつ現実的に修正・補完するようだ。
去る7月3年ぶりの利下げ後に総裁が公式席上で複数回景気減速の対策を強調しているとも、Macが通じる。
15日韓国銀行によると、この総裁は7月末〜8月初め通貨政策局と国際局、金融市場局などの主要部門に既存のコンティンジェンシープランを点検・補完するように指示を出した。
その部門は、世界的な金融市場の流れと業務関連性が高い部門で、現在も作業を進めていることが分かった。
市場では、凍結を予想した状況で、先制的な金利引き下げで景気浮揚意志を表わしたという評価が主を成した。
この総裁が6月、韓・中・日の中央銀行総裁会議をはじめ、各種の国際会議で尋常でない雰囲気を検出したものではないかという分析も後に続いた。
公式席上での発言も以前とは180度変わった。今年上半期までは成長率を達成と景気見通しなどについて多少楽観的な見方を示してきたが、最近になっ景気減速の警戒心を呼び覚まし、今後の景気については悲観的に見る発言が多かった。
先月30日、金通委以降の記者懇談会では、「景気後退の恐怖が大幅に増えることが昨今の状況だ」とし、1ヶ月前、国会企画財政委員会の業務報告の席では、日本の輸出規制がより強化される場合を仮定すると、成長率見通しと金利をより下げる可能性について言及した。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2019/09/11/2019091101691.html
いよいよ準備開始
韓銀「最悪の状況に緊急対策を」
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