日本政府による対韓国輸出規制強化と関連しスイスで開かれた世界貿易機関(WTO)一般理事会に出席した韓国産業通商資源部の金勝鎬(キム・スンホ)新通商秩序戦略室長が、帰国後にラジオ番組に出演し、日本側の主張に反論した。29日、韓国・世界日報がその内容を詳細に伝えた。
日本政府はこのWTO一般理事会について「国際世論戦で成果を収めた」と評価している。記事によると、それについて金室長は「ライオンがけんかに負けて、隅っこに行って傷をなめているようなもの。おおらかな心で大目に見てやりましょう」と反論した。その他にも「日本は国際世論戦に失敗した」「日本側の措置があまりに荒唐無稽だっため、全ての国、通商を知る人は特に開いた口が塞がらないほどあきれていた」とも話したという。
記事は「このWTO一般理事会は議決や投票を行う場ではないため、結果をめぐり韓国政府と日本側の評価が食い違っていた」としている。日本側は「理事会当日に第3国の関係者らを昼食に招いて繰り返し説明したところ反応がとてもよかった」「『日本は自国の立場を冷静に主張した』と肯定的に評価する第3国の声が少なくなかった」などと主張しているが、金室長は「誰が言ったのか分からないが、正確な報告を受けていないようだ」「私なら『有口無言だ』と報告する」などと一蹴したという。
また、金室長は「韓国は事細かく指摘をした。私は時に外交官としては度が過ぎた発言までして日本側を責め立てたが、それに対し日本代表は何も反応できなかった」と状況を説明し、「口を開けないほど立場が苦しく国際舞台で発言しづらい状況だったということ」だと指摘。世耕弘成経済産業相がツイッターに「韓国が票決を要求すると、これを制止するため議長が他の議題が残っていることを理由に議題を打ち切った」との内容を書き込んだことに対しては、「目を開け、耳を開けよ」と忠告した。理事会の雰囲気についても、金室長は「世耕経済産業相の主張とは全く異なる」と反論したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは -略-
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_733362/
WTO帰国の韓国代表「日本は喧嘩に負けたライオン」「大目に見てやりましょう」
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