韓国の草案修正要求、米は明確に拒否
「『竹島は日本に帰属する』ということを、より明確にしたのは
皮肉にも韓国自身の行動だった」と藤井氏が言う。
48年に成立した韓国政府は51年7月、共同草案の修正を要望。
日本が放棄する島に独島などを加えるよう求めた。
しかし、米国政府は「私たちの情報によれば、
竹島は朝鮮の一部として取り扱われたことは決してない」とし、
竹島は日本に属すると回答して修正要求を拒否した。
こうしてサンフランシスコ平和条約は51年9月に調印、翌52年4月に発効した。
ところが、韓国はその直前の1月に「海洋主権宣言」を行い、
日本海など朝鮮半島周辺海域に主権を及ぼすとする「李承晩ライン」を一方的に設定した。
そして李ライン内に竹島を含め、
54年には竹島に海洋警察隊を常駐させて近づく日本の船舶を排除した。
英国が望んだように、
紛争の要因となる懸念を払拭(ふっしょく)してサンフランシスコ平和条約が成立したにもかかわらず、
竹島は韓国によって占拠され続け、
解決の糸口が見えない日韓間の深刻な領土問題として今なお横たわっている。
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/190617/plt19061710380002-n2.html
韓国は竹島が日本に帰属すると態度で示した
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