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水曜集会とは1992年1月8日に始められた抗議デモのことで、毎週水曜日に行われることから名付けられた。当初の正式名称は「日本軍慰安婦問題解決の為の定期水曜デモ」であった。2017年2月1日から「日本軍性奴隷制問題解決の為の水曜デモ」に改名されて現在に至り、今回で1384回を数える。
大学が中間テストの期間中のせいか、いつも参加者の多数を占める女子学生らの姿はなく、人数も普段の半分か3分の1程度。それでもざっと120人くらいはいるのだが、そのほとんどが小学校高学年だという。彼らは「日本政府は謝罪しろ」「世界の平和を願う」などと書いたプラカードを掲げ、嬉々としながら「謝罪しろ」を連呼している。その傍では付き添いの教師と思しき中年の男女数人が笑顔で拍手を送っていた。
水曜集会は後半になると、参加グループの代表が歩道上に設けられた特設ステージに立つのが恒例。この日は小学生の代表が壇上に立ったが、一人の男子児童がハルモニ(元慰安婦のお婆さん)に宛てた手紙を読み始めると、会場はさらに盛り上がりを見せた。
「イルボンノムドゥル(日本の野郎ども)」
そんな言葉が男子児童の口を突いて出てきた。水曜集会は日本政府への抗議活動の場であるが、それでも「イルボンノム」を使うのは珍しい。韓国語の「イルボン」は「日本」の意味。「ノム」は同じく「奴」とか「野郎」と訳されることが多いが、もっと強い「畜生」に近いくらいの蔑称でもある。喧嘩するときなどは「イノム(この野郎)」と言って相手を威嚇する。
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水曜集会を熱心に見ていた30代の韓国人女性に、訴えるべき相手が去った後も居座り続ける慰安婦像についてどう思うか聞いた。
「日本大使館がかつてここにあったということを証言する意味で、少女像はこのままがいいでしょう。そして、別の場所に新しい日本大使館が建てられたら、その場所にもう一つの少女像を置けばいいんです。あるいは、日本大使館が仮住まいしているビルにずっと居続けるのなら、この空き地を平和のための公園にするのもいいでしょう。そうすれば、あのビルがここからでもよく見えるし、水曜集会も日本政府がきちんと謝罪するまで、ずっとここでできるじゃないですか」
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https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1361688/
韓国の小学生が「日本の野郎ども」と連呼
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