韓国外交部(省に相当)が先月19日、公式ホームページに掲載したプレスリリース(報道資料)で、「バルト」三国であるラトビア・リトアニア・エストニアを「バルカン」諸国と間違って記載していたことが2日、明らかになった。このため、韓国外交部は駐韓ラトビア大使館から強い抗議を受けた。昨年末「チェコ」を「チェコスロバキア」と誤って表記したり、先月の文在寅(ムン・ジェイン)大統領のカンボジア訪問時にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の公式アカウントに間違って台湾の建物を掲載したりと、外交上のミスで恥をかくケースが後を絶たない。
韓国外交部はプレスリリースに「バルト」を「バルカン」と間違って表記したことに気付かず、ラトビア大使館に指摘・抗議された後に該当部分を訂正した。文大統領が先月10日から16日までの東南アジア歴訪中、外交担当者のミスで間違った言葉であいさつをするなど、さまざまな外交上の儀礼で物議を醸し帰国してから三日目に、再び同様の問題が発生したのだ。
ラトビア大使館関係者は2日、本紙の電話取材に「先月19日付で掲載された外交部の英語のプレスリリースを読んだ際、ラトビアなど「バルト」三国を「バルカン(Balkan)」諸国と間違って表記しているのを確認した。非常に驚いてその日のうちにすぐ韓国外交部側に問題提起した」と答えた。
ソウルの欧州消息筋によると、ペーテリス・ヴァイヴァルス駐韓ラトビア大使は、問題の韓国外交部プレスリリースを見て顔が赤くなるほどひどく立腹していたという。ペーテリス大使はこの問題を韓国にあるほかのヨーロッパの国の大使らに話し、韓国外交部に対する不満を吐露したとのことだ。
外交消息筋は「韓国にいる外交官や外国人記者は毎朝、韓国外交部の英語のプレスリリースを細かくチェックしている。英語のプレスリリースは韓国の国政懸案や政策の方向性を世界に知らしめる代表的な公式チャンネルだ」と話す。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/03/2019040380003.html
いつもの無能
「バルト」三国を「バルカン」諸国と表記、ラトビア大使を激怒させた韓国外交部
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