経済制裁は効果がないと言われていたが、米中対立を避けるために中国がちゃんと制裁するようになったので、今回はものすごく效いているようだ。以下のyahooの記事は長文だが、多角的に検証していて読む価値がある。
《制裁の実質的な主役は、北朝鮮の貿易の9割以上を占める中国だ。中国税関当局の統計によると、中朝貿易は劇的に減少している。北朝鮮の対中輸出は2018年、前年比で88%減の約2億2000万ドルだった。貿易収入の9割を失えば、経済に悪影響が出ないはずはないが、実際はどうだろうか。
北朝鮮各地に住む取材協力者と一緒に制裁の影響を調べていくと、国内では混乱が日に日に増している現実が見えてきた。》
《北朝鮮の対中貿易は、安い人件費で国民に生産させたものを輸出し、その利益は金正恩体制の統治資金に充てられる。それとともに、高位特権層で分配される仕組みだ。貿易が止まれば、民衆から搾取するシステム自体が壊れるため、特権層は大打撃を受ける。
そうした特権層の1人とも中国で接触できた。北朝鮮の有力貿易会社の幹部。
――これからどうなりますか?
「貿易がしんどいのは言うまでもないことだろ? これから大変なのは平壌の高位層だ。地方の庶民は、苦しくても日銭商売や日雇い仕事で食べていけるけど、高位層はカネの出所自体がなくなったんだ。こんな状態が続けば大事になるかもしれない。不満は大きい」》
ttps://news.yahoo.co.jp/feature/1236貿易の9割を占める対中輸出が2億2000万$って・・
元駐英北朝鮮公使だった太永浩氏が「ニューシス」紙のインタビューでこう語っている。
《「昨年9月から12月までの3カ月間に国連の対北制裁が2件あった。この制裁の破壊力については北朝鮮もそこまで予測できなかった」としながら「今回の制裁は北朝鮮の数百万の基層住民の生活を根本から脅かした」》
ttps://japanese.joins.com/article/352/241352.html
北朝鮮のエリート層に贅沢品をばらまけなくなっているのは事実のようだ。
北朝鮮のエリート層は、本心から金正恩を推戴しているのではなく、贅沢品というアメと、収容所送りというムチで従っているにすぎない。
贅沢品が配れなくなり、食料にも困るようになったら、北朝鮮のエリート層は離反するだろう。>>1
2月28日、米朝会談は失敗。
制裁は続く。
韓国の瀬取問題は今後どうなる?>>1
韓国にも制裁をしたほうがいい!
決裂の責任は、全て文在寅にあると言っていいと思うね。拉致被害者返さない上に日本は謝罪と賠償だけしてろとか言ってるんだっけ?
苦しくなったらまた瀬取りやら暴走しそうだからそろそろ日本も上手く立ち回ってほしいね金正恩はトランプの交渉術に引っかかったようだ。
どうも制裁を一部解除するという合意文書案がアメリカ側から事前に示され、北朝鮮側はそれに舞いあがって、国内で会談の成果を期待させるような報道を大々的にやってしまった。
ところが、今朝になって突然、トランプはボルトンを拡大会談に同席させ、一気に決裂に持っていった、ということらしい。
北朝鮮国内では今度こそ制裁が解除されるという期待値が高まっていたから、会談の決裂で金正恩の面子はつぶれ、権威が失墜した。
金正恩はエリート層に贅沢品を下賜するどころか、食べさせていくことも難しくなったから、求心力を回復させるために、これから大々的な粛正を行わなければならなくなった。
北朝鮮では、これから粛清の嵐が吹きまくり、強硬派が消されていくだろう。
トランプは最初からそれを狙っていたのだろう。
制裁は特権層を直撃 揺れる金正恩政権
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