内閣府は1日、日本独自の測位衛星「みちびき」の本格運用を開始した。
東京都内で同日開かれた記念式典で、安倍晋三首相は「どれだけの変化を私たちの暮らしにもたらすか、わくわくしながら見守っていきたい」と述べた。
みちびきは米国の全地球測位システム(GPS)の測位情報を補正して誤差を約1メートルまで縮小するほか、専用受信機を使えば、数センチの精度で位置を確認できる。車の自動運転や農業のIT化、ドローンを使った配送などさまざまな分野での利用が期待される。
2010年に1号機が打ち上げられた後、昨年10月に24時間運用可能な4機体制が確立。試験運用が行われていた。
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日本版GPS衛星「みちびき」今日から本格運用=測位精度向上
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