1959年に生産されたM48系列戦車がまだ600両余り残っていることが確認された。
老朽化で実戦で使用するのが難しいにも2025年まで運用されることが分かって、新型戦車に交替が至急だという指摘が提起されている。
18日アン・ギュベク国防委員長(共に民主党)が陸軍本部から提出された資料によれば、陸軍が運用中のM48A3K戦車は現在200両余り、M48A5K戦車は400両余りが実戦で運用されている。
1959年にアメリカで生産されて1977年に韓国に導入されたM48系列戦車は乗務員4人が搭乗する旧型戦車で、750馬力、最大速度は48km/hと分かった。90mmや105mmの主砲で武装したM48系列戦車は手動装填をしなければならない。
M48系列戦車は渡河能力が無く、機動中に射撃もできず、能動防護装置や反応装甲などが無く、陸軍の主力戦車であるK-2戦車に比べて機動力・火力・防護力の側面で相当に脆弱だという指摘が提起されてきた。
委員長はこの日、陸軍本部の国政監査場で「M48系列戦車は老朽化して実際の速度が時速10kmにしかならず、傾斜が激しくない平地でも機動が困難だ」と指摘した。
これにユ・ムボン陸軍企画管理参謀本部長(少将)は「(戦車が)相当に古い状態で限界を超過したと判断される」と明らかにした。
同時にM48系列戦車の修理と維持費用も問題として指摘されている。去る2011年基準でM48A5K戦車の整備費に計173億3900万ウォンの予算が編成された。1両当たり年間平均整備費が3500万ウォンが掛かるわけだ。ユ部長は「現在は合同参謀本部で所要があるために、およそ2025年まで運用しなければならない」と明らかにした。
http://www.newsis.com/view/?id=NISX20181018_0000447016
時速10kmしか出ない『高齢戦車』M48がまだ軍に600両余り…2025年まで・・
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