【台北=田中靖人】西日本豪雨の被災者への義援金に充てようと、台湾北東部・宜蘭県の果樹農家が21日、台北市内で果物のチャリティー即売会を行った。即売会には日台当局の関係者が出席し、災害時に支援し合う日台間の連携をアピールした。
即売会前の式典では、台湾の行政院農業委員会(農林水産省に相当)農糧署の胡忠一署長が「台湾と日本の友好の架け橋になってほしい」と呼びかけた。
即売会は、林庭財さん(65)が一人でドラゴンフルーツ900キロを提供。完売したとしても売上金は約12万台湾元(約44万円)程度と少額だが、日台間では地震などの災害時に民間で支援を呼びかける動きが定着しており、当局関係者の参加は日台関係全般への影響を期待したものとみられる。
http://www.sankei.com/world/news/180721/wor1807210025-n1.html
(写真)西日本豪雨のチャリティー即売会で、ドラゴンフルーツに大金を出す男性
日台の絆…台北で果物チャリティー即売会 当局関係者も参加
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