・並河靖之
明治の工芸家。。明治期の日本を代表する七宝家の巨頭の一人。
伝統的な有線七宝の技で日本だけでなく西洋でも人気を博す。
顧客の中にはロシア皇帝ロマノフ二世もおり来日の際には並河の工房に見学に訪れる予定もあった。
彼の作品は優美で繊細なデザインや精緻な技巧への評価が非常に高い。
その半面、制作に1年掛かることもあり高いクオリティを求めるあまりコストが掛ってしまったため晩年には廃業を余儀なくされる。
「どんな鑑定家に見せても恥ずかしくない出来栄えのよい作品のために、
何年も時間をかけることは苦痛ではなく、むしろ喜びです。そこから、まさに、賞賛と名誉が得られるのです」
画像は代表作の一つである「蝶図瓢形花瓶」。
日韓の芸術家を紹介するスレ
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