フランスのヨハン・ザルコ選手(27)の「ヘルメット」が一部で注目を集めている。「旭日旗」のデザインが描かれていたためだ。
2018シーズンに出場し、第一戦(カタール)は8位、第二戦(アルゼンチン)は3位。今季も快調ぶりを見せているが、両試合で「旭日旗」がデザインされたヘルメットを着用して試合に臨んだ。
旭日旗をめぐっては、旧日本軍で軍旗などとして用いられたこともあり、主に韓国などから批判を集めることが少なくない。
ザルコ選手は数年前から同様のヘルメットを着用しているとみられるが、どんな意図があるのか。住友ゴム工業のブランドサイトに15年7月に掲載されたインタビュー記事で、ザルコ選手は、
「僕のコーチは1992年にGPのメカニックをしていたんだ。で、彼から日本人ライダーのことを聞いた。あの頃、坂田、上田、若井がGPにやってきて、彼らはすごく強かった。マネージャーから彼らのストーリーをいろいろ聞いていたんだ。それで、彼ら日本人ライダーへ尊敬を表して、ライジングサン(編注:旭日旗)のデザインをヘルメットにつけた」
と説明。続けて
「ライジングサンのデザインは、戦争の悪いイメージがあるという人もいるけど、それとは意味が違うんだ」
と理解を求めた。
https://gunosy.com/articles/RvVt4
旭日旗フランス人MotoGPの日本愛
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