最東端の南鳥島の周辺の海底に、少なくとも1600万t
【ソウル=ニューシス】オエリ記者
日本の最東端の南鳥島周辺の海底に埋蔵されているレアアースが最低でも1600万t、全世界が何百年も使用できる規模だと確認された。
10日(現地時間)日本経済新聞は早稲田大研究チームが、日本最東端南鳥島周辺の海底にあるレアアース埋蔵量は、全世界が数百年間消費できる1600万t以上だということを初めて明らかにしたと報じた。
日本の東の排他的水域(EEZ)内の海底にレアアースが埋蔵されているという事実は、すでに知られていたが、具体的な埋蔵量が公開されたのは今回が初めてだと新聞は指摘した。
レアアースは携帯電話やハイブリッド車、電気自動車、風力発電機、発光ダイオード(LED)の蛍光材料など、多くの先端技術に使用される原料である。
レアアース最大埋蔵国は中国だ。
中国は、韓国と日本はもちろん、世界各国と外交的対立が起きたとき、レアアースの輸出を統制するなど資源を武器化し、国際社会の非難を受けたりした。
新聞によると、早稲田大学の研究チームは、南鳥島の南の約2500㎢海域の海底25カ所でレアアースを採集して濃度を分析した。
その結果、ハイブリッド車などに使う電池の原料のジスプロシウムが世界需要の730年分、レーザーなどに使われるイットリウムは780年分あることが分かった。
今回の研究成果は、英国科学誌サイエンティフィックレポートに掲載された。
http://v.media.daum.net/v/20180411101328734
日本、レアアース大当たり…海底に世界が数百年使用できる量を確認
158
ツイートLINEお気に入り
88
42