東アジアに残る、国家暴力への抵抗の足跡を探して、5年ぶりにベトナムを訪れた。画家、漫画家、写真家、小説家、僧侶など10人余りのメンバーは、ベトナム戦争で韓国軍が行った民間人虐殺について調査した。
1964年から派兵された韓国軍は、上陸とほぼ同時に民間人虐殺を犯した。2015年、ベトナム労働党政治局戦争犯罪調査報告書は韓国軍によって虐殺された民間人犠牲者を5000人余りと報告しており、民間人虐殺研究者らは中部地域で作戦を展開した韓国軍による虐殺は約80件、9000人余りに達すると推定している。ソンミ虐殺事件では1968年2月22日、韓国海兵部隊がソンミ村を急襲して、生後二カ月の赤ん坊を含む女子供を中心に135人を虐殺した。韓国軍の手法はほとんど同じだ。村の人々を集めて、女たちを強姦し無差別射撃と手榴弾で虐殺した後、村を燃やした悪鬼のような蛮行を行った。
韓国軍の蛮行の現場を見て証言を聞き、すぐに、済州4・3事件や居昌虐殺事件や白善燁軍が智異山一帯で行った残忍非道な「討伐」作戦を思い浮かべた。そこで作戦を指揮した将軍らは日帝の軍事教育を受け満州で戦略の村を作って抗日運動を掃討した「間島特設隊」や関東軍または満州軍出身者などだった。ベトナム人民に行った天人共怒する虐殺蛮行は、済州・智異山で私たちの民衆がすでにされてきた苦難である。その上、我が国ではいわゆる「親日派」がまだ生きて社会の中心部を掌握している。それなら私たちはパク・チョンヒと虐殺軍事指揮官の責任を問わなければならないが、何より私たちの中の日帝残滓清算を成しとげてこそ、ベトナムの虐殺事件に対する真の過去清算ができるだろう。日本で過去清算に最も否定的な右翼らは韓国軍のベトナム人民虐殺事件に非常に高い関心を持っている。日帝の蛮行を糾弾する韓国人に「君たちがやったことはどうなんだ?」と言いたいのだ。しかし、その蛮行はかつてアジアで日本軍が犯したことで、日本軍の伝統を受け継いだ韓国軍の暴力的な軍事訓練によって鍛練された日本軍の分身たちが犯した悪行ということを忘れてはならない。
京郷新聞
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201802211026001&code=990100
日本軍の分身が、ベトナムの村で人々を集め、女性は強姦し、無差別射撃を行い村を焼いた。
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