世界最古の金属活字本『直指』、130年ぶりの帰郷に赤信号~対馬仏像判決以降、文化財の韓国貸与を避ける海外の博物館

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    • 1名無し2018/02/05(Mon) 17:04:16ID:UyMDczNzA(1/2)NG報告

      ▲世界最古の金属活字本でフランスが保管中の『直指心体要節』の初の国内展示が国会の「立法不備」で失敗に終わる危機に瀕している。直指の貸与条件としてフランス政府が掲げ、私たちが受け入れた「差し押さえ免除法」の通過が最近、挫折したことによる。
       パク議員は昨年12月と先月の二回にかけて公聴会を開き、改正案発議のための署名まで終えた状態だった。改正案の核心は一時的差し押さえ免除条項。海外にある私たちの文化財を国内に入れて展示する間、韓国政府が差し押さえや没収を禁止するというもの。外国政府に「安定的返還」を担保するための条項だ。
      米国、日本、フランスも外国との文化交流のために類似の法規を置いている。しかし、法案準備過程で一部の市民団体が海外文化財差し押さえ禁止に否定的意見を表明したことが分かった。
      ▼仏、韓国が「直指」展示後返却しないか憂慮▼
      しかし、直指は1886年、フランス外交官で韓国に赴任したコラン・ド・プランシーが購入して自国に持っていったもので不法略奪文化財ではない。政府は今年、高麗建国1100周年をむかえて12月、国立中央博物館で「大高麗展」を開くことにして、フランス国立図書館に所蔵された直指をはじめ、日本やヨーロッパ各国にある高麗仏画を持ってきて展示する案を推進している。このうち1890年頃、フランスに出た後、今まで一度も国内で公開されたことがない直指を持ってくることに総力を傾けた。これに昨年3月、フランス国立図書館から直指貸与に対する肯定的な回答を聞いたが重要な前提条件が一つ付いた。差し押さえ免除法を作れば直指を貸与してくれるということだ。 国立中央博物館側は「文体部長官名義の返却確約書を書く」と説得したが、フランス側は昨年、韓国の裁判所で対馬仏像引き渡し判決を取り上げて差し押さえ免除法を要求した。
      これに先立ち2012年、韓国窃盗犯が日本の対馬で盗んだ高麗仏像について昨年1月、大田地方裁判所が日本寺院の還収要求を拒否し、忠南瑞山の浮石寺に仏像を渡すよう判決した。判決後、海外主要博物館や美術館は韓国文化財の展示貸与を避けている。自分たちが所蔵する文化財まで韓国に行けば押収されるかもしれないという不安があるからだ。 (文字制限の為一部略)

      http://news.donga.com/Main/3/all/20180205/88507389/1 東亜日報

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