1. 公務員の給与、年金が支払われない
政府にお金がないわけだから、公務員の給与は債権証明書で代替さえ、年金の支払いも滞ることになり、これらを受け取っている国民の生活は困窮する。
2. 物価が上昇する
政府の発行する通貨の信用性が低下するために物価が急上昇する。
3. 通貨安になる
自国通貨の価値が下がって輸入品の価格が高騰する。原油などのエネルギー資源や医療品を大量に輸入している場合では、これらの確保が難しくなり、国民は最低限の日常生活どころか生死が危険にさらされることにもつながる。
4. 預金封鎖が起る
現在のギリシャがまさにこの状況。銀行にいくら預金があっても、規制がかかって一定金額以上引き出すことも送金することもできなくなる。
5. 失業率が増える
国の経済活動が滞るわけだから、企業は人員の大削減に乗り出すか、さもなければ倒産して大量の失業者が出る。失業しても政府にはお金がないので失業手当も支給されないし、次の職が見つかる可能性も極めて低く、国民は生活の糧を失うことになる。
外資系銀行に預金をウォンからドルに交換して、貯金しておくことが望ましい。ウォンは一ヶ月分しかおいておかない。
デフォルトになるとどうなるの? 国家の破綻が国民生活へ及ぼす影響
101
ツイートLINEお気に入り
782