ネトウヨ(ネット右翼)の台頭など、右傾化の動きに、当の右翼団体が実は違和感を感じている。今も民族派運動を続ける蜷川正大氏に話を聞いた。
正直に言って戸惑っています。
10月の衆院議員選挙でも、「真の保守」とか「改革保守」といった言葉が飛び交い、日本における保守の定義とはいったい何なのだろうかと考えました。
おそらく自民党も希望の党も、保守を自称する国会議員の多くは、戦後の55年体制を保守する人たちなのではないかと思う。
安倍晋三首相は憲法改正を主張していますが、ただ自衛隊を認めさせることだけが果たして本当の意味での保守なのか、僕らは疑問に思うわけです。
匿名でモノを言う人は嫌い。全然評価しない。自分の言動に責任を持つのは最低限のマナーだと思うからです。
こたつの中でヌクヌクとしてながら過激な言葉を発するのは男のすることじゃない。例えば朝鮮人がどうとか個人の国籍を否定しても意味がない。
個人に石を投げるのは卑怯じゃないですか。
https://news.nifty.com/article/magazine/12126-20171119-149724/
蜷川正大 にながわ・まさひろ/1951年横浜市生まれ。
作家の三島由紀夫が割腹自殺した70年の「三島事件」に触発され民族派運動に参画。師・野村秋介が主宰した右翼民族派団体「大悲会」第2代会長などを経て現在は出版社、二十一世紀書院の代表を務める。
右翼団体 民族派 蜷川氏「ネット右翼は男のすることじゃない!」
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