日本から叩き出せ、朝鮮の工作員といった表現 人種差別と認定 まとめサイトの記事掲載

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    • 1名無し2017/11/16(Thu) 18:35:43ID:IzMzY5OTI(1/1)NG報告

      大阪地裁が賠償命じる。
      「頭おかしい」や「朝鮮の工作員」といった表現は、社会通念上許される限度を超えた侮辱にあたる、と認めた。
      憲法13条が認める人格権を侵害したと結論づけた。

      「日本から叩(たた)き出せ」などの表現は「日本の地域社会から排除することをあおるもの」と指摘し、人種差別にあたると判断。女性差別にあたる表現もあった、とした。
      ネット上の差別的な書き込みを集めて掲載され、名誉を傷つけられたとして在日朝鮮人の女性が、まとめサイト「保守速報」を運営する男性に2200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、大阪地裁であった。
      森田浩美裁判長は「名誉毀損(きそん)や人種差別にあたる記事を40本以上も掲載し、執拗(しつよう)だ」として200万円の賠償を命じた。
       訴えていたのは、大阪府東大阪市在住のフリーライター李信恵(リシネ)さん(46)。
      原告の弁護団は、差別表現の書き込み自体ではなく、掲示板などの投稿を集めて掲載する行為に賠償が認められるのは「我々が知る限りで初めて」と評価した。
      判決によると、男性は2013年7月から約1年間、保守速報のサイトに、匿名掲示板「2ちゃんねる」などに書き込まれた李さんを差別、侮蔑するような投稿や写真を、読みやすく編集し掲載した。
      男性側は「情報の集約に過ぎず、転載したことに違法性はない」と主張していた。
      しかし判決は、男性による表題の作成や情報量の圧縮、文字の強調によって内容を効果的に把握できるようになった、と認定。
      「2ちゃんねるとは異なる、新たな意味合いを有するに至った」とし、引用元の投稿とは別に、保守速報自体が憲法13条が認める人格権を侵害した、と結論づけた。
       判決後に会見した李さんは「踏み込んだ内容の判決で、とてもうれしい」と喜んだ。
      「拡散された情報は消えることがない。誰もが傷つかないようにできたら」とも語った。
       被告側の代理人弁護士は「控訴します」とコメントした。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00000054-asahi-soci

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