KOSPIが史上初めて4800に達した。最近の韓国ウォン安が追加上昇の障害物となる中、具潤哲(ク・ユンチョル)副首相兼財政経済部長官は「偏り現象(herd-like behaviour)を容認(tolerate)しない」という立場をロイター通信に明らかにした。
韓国取引所によると、16日のKOSPIは前日比43.19ポイント(0.90%)上昇した4840.74で取引を終えた。指数は一時4855.61まで上昇し、取引時間中だけでなく終値も過去最高値を更新した。時価総額も初めて4000兆ウォン(約428兆円)を超えた。昨年10月15日の終値基準で3000兆ウォンを超えてから約3カ月ぶりだ。この日のKOSPI上昇を牽引したのは半導体株だった。サムスン電子は前日より3.47%上昇した14万8900ウォンで取引を終え、「15万電子」に一歩近づいた。SKハイニックスも0.93%上昇して75万6000ウォンとなった。
KOSPIは新年に入って11営業日連続で上昇している。これは2019年9月(13営業日)、2006年3~4月(12営業日)に続き過去3番目に長いラリー。KOSPI5000までわずか160ポイントしか残っていない。KOSDAQも3.43ポイント(0.36%)上昇した954.59で取引を終えた。
大信証券のイ・ギョンミン研究委員は「KOSPI5000到達は1-3月期でなく1月にも可能とみられる」とし「企業の業績が期待に合うかがカギ」と話した。
しかし警戒の声も少なくない。最も大きな障害物はまず為替レートだ。この日、ソウル外国為替市場で韓国ウォンの終値(午後3時30分基準)は前日比3.9ウォン値下がりした1ドル=1473.6ウォンで取引を終えた。
前日、ベッセント米財務長官の異例の口先介入で年初から続いていたウォン安ドル高の流れが変わったが、翌日にまたウォン安ドル高に戻った。最近、米国の雇用指標が好転してドルが値上がりしたうえ、韓国ウォンと似た方向に動く日本円もウォン安に影響を及ぼした。ウォン安は韓国の輸出には好材料だが、為替差損を懸念する外国人資金の離脱につながるという点で負担として作用する。ここに韓国銀行(韓銀)金融通貨委員会が「利下げの可能性」を削除し、引き下げ期待感に冷や水を浴びせた点、最近米国と台湾の関税合意が国内半導体業界に及ぼす影響も変数だ。200億ドル払えないなら、関税25%でいいじゃない?
byマリー・チョントワネット
またウォン安に…韓国財政経済部長官「200億ドルの対米投資に支障も」
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