韓国でおととし12月に「非常戒厳」を宣言し、内乱を首謀した罪などに問われた尹錫悦前大統領の裁判で、特別検察官は13日、死刑を求刑しました。
起訴状によりますと、韓国の尹錫悦前大統領はおととし12月、戦時や国家非常事態でないにもかかわらず、憲法に反して非常戒厳を宣言し、軍と警察を動員して暴動を起こしたとされています。
ソウル中央地裁で13日に開かれた裁判で、特別検察官は「非常戒厳は重大な憲法破壊」などと主張し、尹前大統領に死刑を求刑しました。
韓国の大統領経験者に死刑が求刑されたのは、軍を投入して市民デモを弾圧した1980年の光州事件などで内乱首謀罪に問われた全斗煥元大統領以来、2人目となります。
一方、尹前大統領側はこれまでの裁判で、非常戒厳は当時の野党が国政を妨害していると国民に示すためで、国会を無力化する意図はなかったなどと起訴内容を否認しています。
判決は来月にも言い渡される見通しです。
【速報】韓国・尹錫悦前大統領に死刑求刑 内乱首謀の罪で
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