【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)欧州委員会は3日、レアアース(希土類)など重要原材料の供給で、中国依存からの脱却を目指す行動計画を発表した。日本をモデルに備蓄制度を新設。1年で30億ユーロ(約5400億円)を拠出し、供給網の多角化やリサイクルを進めるとした。
備蓄制度では来年、欧州委員会に重要原材料センターを設置する。供給不足や価格急騰に対応できるよう、南アフリカやブラジル、ウクライナなど複数の埋蔵国に協力関係を広げる方針。リサイクル推進のために、廃品の輸出管理も視野に入れている。
欧州委は発表で、センターについて「日本のエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)に学んだ」制度だと明記した。日本は2010年、中国がレアアースの対日輸出枠を大幅削減した後、JOGMECを通じて国家備蓄を強化してきた。
レアアースは電気自動車(EV)や半導体製造に使われる。EUは特にモーター性能を左右するレアアース磁石で供給の90%を中国に頼っており、フォンデアライエン欧州委員長は10月末、「自動車や防衛、宇宙産業、人工知能(AI)用半導体まで、戦略的産業がリスクにさらされている」と行動計画の必要性を訴えていた。EUは昨年、重要原材料法を発動し、30年までに特定国からの供給を65%未満に抑える目標を掲げている。日欧米豪レアアース共同体になるね。
その周辺諸国含めて。レアアースは元より尿素水でパニックになった国があるwww
韓国は中華人民共和国から買うから無問題ニダ☝️😂
EUが日本モデルに「レアアース備蓄制度」発表、「中国依存からの脱却」へ欧州委が新計画
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