「年1隻ずつ」vs「完成品を譲渡」…韓独がカナダ「潜水艦大戦」

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    • 1名無し2025/11/28(Fri) 05:54:12ID:E0Mjk2ODA(1/1)NG報告

      ポーランドの次世代潜水艦導入事業者選定で韓国が最終脱落した中、政府が60兆ウォン(6兆円台)規模のカナダ潜水艦の受注戦でドイツに勝利するための「国家総力戦」に入った。
      両国ともにポーランドの事業を逃しただけに、規模が大きいカナダ潜水艦事業で雪辱する必要性が高まっている。世界防衛産業輸出5位、第2次世界大戦中にUボート数百隻を建造した「潜水艦強国」ドイツは数年後に完成する潜水艦を譲り渡すと提案し、韓国は年1隻のペースで供給するという「速度戦」で対抗している。

      複数の業界情報筋によると、ドイツはカナダに果敢な「ギャップフィラー(Gap Filler)」方式を提案した。旧型と新型の間の製作空白を埋めるために完成した潜水艦を引き渡すということだ。ドイツTKMS(旧ティッセンクルップマリンシステムズ)は2028年に自国が導入する予定の新潜水艦をカナダに代わりに引き渡すという。
      ドイツは現在ノルウェーと2500トン級ステルスディーゼル潜水艦212CDを共同開発しているが、2028年から6隻を順次導入する。このうちドイツが導入する3番目の潜水艦をカナダに引き渡すと提案したという。

      ハンファオーシャンとHD現代は来年カナダと受注契約を締結する場合、6年以内に最初の納品を終えると強調している。2032年に1番艦を引き渡した後、2035年までに3000トン級張保皐-III(KSS-Ⅲ)4隻を引き渡す計画だ。最終的には2043年の12番艦まで年1隻ずつ納品するという構想だ。

      カナダは王立海軍が現在保有する2400トン級ビクトリア級潜水艦4隻を、2030年代半ばまでに最大3000トン級新規ディーゼル潜水艦12隻に置き換える計画だ。導入後30年間の維持・補修・整備(MRO)費用まで合わせると最大600億カナダドルが必要だと、カナダ国防省は推算している。早ければ来年上半期に最終契約締結者が決まると、防衛産業業界はみている。

      ◆受注すれば「防衛産業4強」飛躍の土台に
      艦艇受注戦でドイツを抑えれば、北大西洋条約機構(NATO)加盟国の海軍力増強事業でパートナーとなる関門を越えるという意味がある。今回の「潜水艦大戦」で勝機をつかめば、ドイツを踏み台にグローバル「防衛産業4強」飛躍の契機をつかめると政府が構想するのもこのためだ。現在、韓国は世界防衛産業市場で10位圏にある。

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