韓国・慶尚南道昌原市(キョンサンナムド・チャンウォンシ)で、交通事故に遭った60代女性が87分間で25カ所の医療機関から受け入れを拒否された末、死亡した。テレビ局JTBCが10月30日に報じた。
10月14日午後8時24分、横断歩道を渡っていた女性がトラックにはねられた。救急隊は2分で現場に到着。しかし病院探しが難航し、近隣から100キロ離れた大邱(テグ)市内の医療機関まで25カ所に依頼して全て拒否された。
「重症患者の収容が難しい」「集中治療室が満床」「整形外科の医師が不在」などの理由だった。
女性の意識が薄れていく中、最初は断った病院の一つがようやく受け入れを承諾。事故から87分後に到着したが、治療開始の約7時間後に死亡した。
救急隊員の無線記録には「トラックに巻き込まれて2〜3メートル引きずられ、右脚が骨折して皮膚が剥がれ、筋肉や靭帯が露出している」との説明が残っていた。
これに対して病院側からは「外傷センターでは受けられないのでは?」「整形外科の対応ができず申し訳ない」などの回答が続いた。
最終的に搬送先が見つかったときには、すでに心肺機能が停止していたという。
/AFPBB Newsすぐに受け入れ先の病院が見つかったとしても韓国の医療技術では助からなっかただろう。
発展途上国では、日常の出来事ですね。
交通事故の60代女性、87分間で25か所の病院が受け入れ拒否、死亡
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