わずか2回の放送で注目を浴びた『暴君のシェフ』が、予期せぬ論争により頭を垂れる結果となった。1話のあるシーンで誤った漢字表記が含まれていたためである。その問題のシーンは、朝鮮時代にタイムスリップしたヨン・ジヨンとイ・ホンが出会う場面で、映し出された旗に「太平聖代」が「太平聖大」と誤記されていたのだ。
『暴君のシェフ』側は直ちに事態を把握し、対応に乗り出した。25日に公式声明を発表し、1話放送中に使用された「太平聖代」の漢字表記に一部誤りがあったことを認め、制作陣が状況を把握のうえ、現在修正作業中であり、修正完了次第、再放送およびVODサービスに反映する予定だと明らかにした。
そして、今後このような事態が再発しないよう、制作および検収過程に一層の注意を払うとともに、混乱を招いたことを深くお詫びした。
素早い対応ではあったが、ネットユーザーからの批判は続いている。一部ネットユーザーは、「時代劇を作るのに漢字表記もまともにできないのか」、「太平聖代のような基本的な漢字を間違えるのか」、「グローバルな視聴者には恥ずかしい」、「面目が丸つぶれだ」との批判を噴出している。
論争とは別に、視聴率は順調だ。『暴君のシェフ』は全国の世帯基準で1回が4.9%から2回では6.6%(ニールセンコリア基準)に上昇した。特に2回目では全国最高8.6%を記録し、初回放送に比べ大幅に上昇、ケーブルおよび総合編成チャンネルにおいて同時間帯1位を獲得した。tvNのターゲットである20~49歳の男女の視聴率も、全国基準で地上波を含む全チャンネル同時間帯1位、首都圏基準ではケーブルおよび総合編成チャンネルで1位に上り、上昇傾向にある。
「時代劇なのに漢字もできないの?」韓ドラの“漢字表記ミス”に批判噴出…
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