韓国で、女子大生に対して数百万ウォンを提示して卵子の売買を誘引した40代の女性2人が、執行猶予付き懲役刑を言い渡された。
釜山(プサン)地裁刑事5単独(キム・ヒョンソク部長判事)は、生命倫理及び安全に関する法律違反の疑いで起訴されたAさんとBさんに対し、懲役4月・執行猶予1年をそれぞれ言い渡したと24日、明らかにした。
Aさんらは昨年、釜山(プサン)地域の大学の女子トイレに「高額短期アルバイト」のビラを貼り、卵子売買を誘引した疑いがもたれている。該当のビラには、彼女たちが開設したメッセンジャアプリ「カカオトーク」のオープンチャットルームに接続できるQRコードが記載されていた。
ビラを貼ってからの1週間で、Aさんの元には6人から、Bさんの元には7人から連絡が入った。2人は連絡してきた人々に対し、卵子の提供者を探しているとし、謝礼金として500万~600万ウォン(約53万~64万円)を提示した。だが実際の売買には至らなかった。
Bさんはチャットルームで「卵子を私に寄付する仕事だ。謝礼は十分に差し上げる考え」と訴えていた。
現行法上、金銭や財産上の利益などを条件に卵子や精子の提供を誘引したり、取引したりする行為は禁止されている。
キム部長判事は「本件の犯行はその罪質が軽くない」としながらも、「被告人たちが反省している点、いずれも初犯である点などを量刑に参酌した」と量刑理由を明らかにした。
「女子大生の卵子を600万ウォンで買います」…
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