韓国で肥満治療薬「ウゴービ」乱用拡大に懸念…耳鼻咽喉科が処方の中心に?

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    • 1名無し2025/07/29(Tue) 20:03:23ID:IyNjUwMDg(1/1)NG報告

      GLP-1受容体作動薬「ウゴービ(WEGOVY)」など肥満治療薬の乱用が広がる中、韓国の医療界で安全性への警鐘が強まっている。ダイエット目的での過度な使用が目立ち、特に耳鼻咽喉科での処方が集中していることが問題視されている。

      7月21日に開催された韓国肥満学会と医療バイオ記者協会によるシンポジウムでは、医師の診断を経ない使用や、痩せた人による自己判断での使用が相次いでいる実態が報告された。米国では、こうした乱用が原因とされる急性膵炎の症例が数百件確認されている。

      GLP-1薬は胃の排出を遅らせ満腹感を促す一方で、吐き気や嘔吐などの副作用もあり、特に高用量から使い始める場合にはリスクが高まる。処方経験の乏しい医師による安易な投与や、対面診療なしでの処方が蔓延していることも課題とされる。

      韓国では肥満を専門とする国家資格が存在せず、耳鼻咽喉科が最多の処方科であることも浮き彫りになった。適切なガイドラインの整備が求められている。

      一方、副作用への過剰な反応が治療の妨げになるという懸念もある。正確なリスク情報の提供と、医師による問診・検査を前提とした適正使用の重要性が指摘された。

      /AFPBB News

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