韓国の人気グループBTS(防弾少年団)の入隊情報を事前に把握し、所属事務所ハイブ(HYBE)の株式を売却して損失を回避したとして、ソウル南部地裁は7月22日、資本市場法違反の罪で、いずれもハイブ傘下レーベルの▽SOURCE MUSIC社員(37)に懲役10カ月・罰金2億3100万ウォン▽元BIGHIT MUSIC社員(33)に懲役6カ月・罰金5100万ウォン▽元BELIFT LAB社員(41)に懲役6カ月・罰金6900万ウォン――を言い渡した。
実刑判決だが、3人全員に対して刑の執行は2年間猶予され、またインサイダー取引によって回避した損失相当額については追徴を命じた。
裁判所は「ハイブのようなエンターテインメント企業は所属アーティストの活動状況によって売り上げへの影響が大きく、活動中断は重要情報に該当する。BTSはハイブの中核アーティストであり、そのうちの1人でも入隊すればグループ活動が中断し、売り上げ減少に直結する」と述べた。
また、裁判では3人がSNS上で「公式発表動画が出る前に株を処分しよう」とやりとりしていた記録が提示され、「他の理由で株を売却したという被告らの主張は受け入れがたい」と判断された。
検察によると、3人は2022年5~6月、BTSのジンの入隊とグループのフルメンバー活動の中断という未公開重要情報を得て、それぞれが保有していたハイブ株を売却した。
具体的には、元BIGHIT MUSIC社員は500株で約3300万ウォン、SOURCE MUSIC社員は2300株で約1億5300万ウォン、元BELIFT LAB社員は1000株で約4500万ウォンの損失を回避し、合計で約2億3100万ウォンに上った。
ハイブは2022年6月14日にBTSの活動中断を発表する映像をYouTubeチャンネルで公開し、翌15日には株価が24.87%急落する事態となっていた。裁判所はこの一連の動きからも、インサイダー取引の意図が明確だったと結論づけた。
news1/BTSがいるから大丈夫ニダ!
また、インサイダー取引できるニダ!
韓流BTSメンバー入隊を悪用したインサイダー取引…HYBE関係者に有罪判決
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