素材企業の特許紛争が大手バネル企業に波及 中国だけが笑う「韓国のOLED内紛」

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    • 1名無し2025/07/22(Tue) 16:52:17ID:A3MTAyNTg(1/1)NG報告

      有機発光ダイオード(OLED)の核心材料を供給する韓国国内主要素材企業間の特許紛争が激化している。素材の納品を受ける大手パネル企業までが訴訟に巻き込まれ、中国との競争が激しい国内ディスプレー業界の競争力に影響が及ぶという懸念が出ている。

      OLEDがLCD(液晶表示装置)と区別される最も大きな特徴は、有機物を利用して光を発するためバックライトが必要ないという点だ。特許紛争はこうした「発光」を可能にする核心素材の「ブルードーパント」技術をめぐり始まった。

      ブルードーパントとはOLED基板内部に入る3原色(赤・緑・青)のうち青の光を出すのに必須の有機化合物の一種。赤や緑に比べて寿命が短く発光効率が低いため、OLED素材のうち最も開発が難しい。時間が経過するほど輝度(明るさ)が落ち「バーンイン(burn-in、焼き付き)現象」が発生しやすいため、寿命が長いブルードーパントを開発することがOLEDの核心競争力に挙げられる。

      問題はこの分野の技術力を先導する国内企業のSKマテリアルズJNC(SKMJ)とSFCが長期間にわたり特許紛争をしている点だ。SKMJは2014年2月にホウ素基盤のブルードーパント源泉特許を出願し、2019年に登録した。SFCはホウ素を利用したブルードーパントに別の有機化合物を付けて2018年11月に特許を出願し、2020年3月に登録を終えた。現在、SKMJとSFCはそれぞれLGディスプレイとサムスンディスプレイの核心納品企業だ。

      両社間の特許紛争が本格化したのは2019年からだ。先に動いたのはSFCだった。SFCはSKMJのブルードーパント関連の特許は無効だとして韓国と日本で相次いで訴訟を提起したが、ともに敗訴した。その後、SKMJが反撃した。韓国でSFCの特許に対して無効訴訟を提起し、特許審判員(1審)では勝訴したが、特許法院(2審)で敗訴し、大法院(最高裁)の判断を待っている。

      https://s.japanese.joins.com/Jarticle/336430

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