ゲームは今も「中毒」か?…世界を魅了するK-コンテンツに潜む“アイロニー”

6

    • 1名無し2025/06/24(Tue) 15:23:44ID:Y3MTM5ODQ(1/1)NG報告

      世界的に注目される韓国のゲーム産業が依然として一部で「中毒物」と見なされていることに、業界内外から懸念の声が上がっている。韓国国内でゲームを依存症と規定する自治体の姿勢が続く一方で、海外ではゲームを次世代の成長エンジンとして積極的に活用している現実が対比されている。

      京畿道城南市は8月17日まで「AI中毒予防コンテンツ公募展」を開催している。アルコールや薬物、ギャンブルと並んで「インターネットゲーム」も対象に含まれていた。これに対し、業界からは「時代錯誤だ」との批判が相次いだ。

      また、韓国政府や医療界の一部では、世界保健機関(WHO)が「ゲーム利用障害」を疾患として分類したことを受け、国内でも同様に「ゲーム中毒」を疾患コードに登録すべきだとの主張がある。

      しかし、これに対して、業界側は「科学的根拠が不十分」として反発している。

      2023年のゲーム産業の輸出額は11兆ウォンを超え、音楽や放送、キャラクター産業を合わせた額を上回っている。韓国コンテンツ振興院のユ・ヒョンソク院長代行は「ゲームは青年雇用と輸出を牽引する国家戦略産業」と強調し、社会的合意を求めた。

      一方、日本やアメリカ、フランス、イギリスなど主要国は、ゲームに対する法的規制を設けず、業界の自主規制に任せる流れを強めている。

      さらに、ゲームは観光分野にも大きな波及効果をもたらしている。たとえば人気ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」の韓国人プロゲーマーに熱狂する中国人ファンのために、韓国を巡る観光プログラムも登場。韓国観光公社は、世界150カ国で5000万人以上がプレイする国産ゲーム「黒い砂漠」と連携し、ソウル、清州、坡州を巡る観光商品を打ち出している。

      コンテンツ業界関係者は「韓国のオンライン・モバイルゲームはブランド力が高く、業界人口も増加している」と述べ、産業振興に向けた認識の転換と支援強化の必要性を訴えている。

      https://www.afpbb.com/articles/-/3584785

レス投稿

画像をタップで並べ替え / 『×』で選択解除