韓国を「親日・反日」で語ることの何が問題か。二元論で報じてきたメディアの責任と、その弊害

163

    • 1名無し2025/06/01(Sun) 18:06:32ID:AyMjI3NTE(1/1)NG報告

      「親日」「反日」は、日本中心的で稚拙な二元論にすぎず、韓国という国への理解を妨げる言葉です。

      日韓関係を、日本の植民地支配が引き起こした歴史問題を抜きに語ることはできません。そこには一人一人の被害者、犠牲者がおり、国家間の折衝だけでどうこうできる問題ではありません。報道においても「外交」や「国際政治」だけではなく、人権の視点で考えることが重要です。

      日本の加害の歴史と、それに伴う責任を軽んじたり否定したりすること自体が根治されるべきです。

      日本軍「慰安婦」問題や、徴用工問題で被害に遭われた人が、過去の清算を求めることや、政府がそれを支援することがなぜ「反日」なのでしょうか。実際に起こったことをなかったことにしてほしくない、自身の名誉を回復してほしいと賠償を求めるのは、人権の観点から当たり前の要求です。

      日本からすれば「韓国人はいつまでも歴史問題を蒸し返している」「対日強硬路線だ」と見えているのかもしれませんが、被害者がなぜそのように言うのか、韓国側の歴史的、社会的文脈に立って捉える、複眼的なものの見方が報道にも求められます。

      韓国では「親日」とは、日本統治時代に大日本帝国に対して非常に親和的で、戦後もそこで得た利益を既得権としている人や、その社会構造を肯定的に考える人のことを指します。日本のメディアでは、「日本に対して友好的」「歴史問題を水に流してくれる、日本政府にとって都合の良い政権」を「親日」と呼んでいるようですが、韓国では、植民地支配の歴史をふまえ、明確に定義された言葉として定着しています。

      https://l.smartnews.com/m-lrxmK88/DYKEON

レス投稿

画像をタップで並べ替え / 『×』で選択解除