【台北=西見由章】台湾人を対象にした対日意識の世論調査によると、「最も好きな国はどこか」との問いに日本と回答した人は過去最高の76%で他を大きく引き離して首位を維持した。前回の2021年度の60%と比べて16ポイントの大幅増となった。調査を委託した日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会が15日に公表した。
2位の韓国(4%)と3位の米国、中国(3%)を大きく引き離した。
年齢別にみると「日本が最も好きな国」と回答したのは30代が最多で82%に達した。円安を背景に日本への台湾人観光客が増加し、リピーター層が拡大していることも要因とみられる。
「台湾が最も親しくすべき国」も日本が過去最高の70%で首位を維持し、次いで米国(13%)、中国(11%)だった。一方、「台湾に最も影響を与えている国」は米国が48%でトップ。日本(30%)と中国(19%)が続いた。
日本へのイメージ(複数回答可)については、「自然が美しい」が62%で最多。次いで「豊かな伝統と文化を持つ」(59%)、「決まりを守る」(56%)、「経済力・技術力が高い」(42%)となった。
台湾人が最も好きな国は「日本」が断然1位で過去最高の76% 2位「韓国」はわずか4%
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