強力な融資規制と騒々しい政局の影響を受け、ソウル不動産市場が急速に冷え込み、昨年末基準でソウルのマンション競売件数も9年ぶりに最多を記録した。 2日、韓国不動産院の週間マンション価格動向(昨年12月30日基準)を見ると、全国が前週比0.03%下落した中で、首都圏も2週連続0.02%下落し、ソウルは横ばい(0%)に転換した。 ソウルのマンション価格が上昇を止め、横ばいになったのは10ヵ月ぶりのことだ。
一方、ソウルではマンション価格の下落傾向にあるノドガン(蘆原·道峰·江北区)とクムグァン区(衿川·冠岳·九老区)は先週に続き今週も価格下落を避けられなかった。 これらの地域は、少なくとも0.02%から最大0.05%(衿川区)まで下がった。 衿川区大長州アパートである「衿川ロッテキャッスルゴールドパーク3次」専用面積84㎡の中には最初の登録価格から2000万~5000万ウォン下がった物件が出ている。
ソウルのマンション売買市場が冷え込んでいるのは競売を通じても明らかになる。 昨年、ソウルのマンション競売の進行件数は9年ぶりに最多を記録した。 不動産競売·公売データ専門企業ジジオークションによれば昨年ソウルアパート競売進行件数は3267件、売却件数は1442件と集計された。 2015年(競売進行件数3472件、売却件数1817件)以後、最も多い記録だ。
昨年の競売件数が2023年(進行1956件·売却645件)より急増したのは買収需要が萎縮したうえに高金利で利子負担に耐えられなかった家主が増えたためという分析が多い。 イ·ジュヒョン支持オークション専門委員は「価格側面で売買市場取引が活性化されておらず市中銀行金利も高い」として「貸出規制が維持されており政治的不確実性もやはり大きい」と話した。
昨年、ソウルのマンション落札価格率は92.1%で、前年度(82.5%)より9.6%ポイント上昇した。 しかし、競売市場が活況だった2021年(112.9%)と比べると、依然として低い水準だ。 応札者数は7.38人で、22年(4.54人)より2.84人多く、競争が激しかった。
ソウルのマンション価格が上昇の勢いを止め、下落
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