「尹錫悦(ユン・ソクヨル)を拒否する」「キム・ゴンヒ特検法を再議決せよ」
週末の夕方、肌寒さに雨まで降り始めたソウルの都心で、10万人(主催側推算)にのぼるろうそくの行列が、大きな叫びとともに進み始めた。レインコートを羽織り厚着をした市民たちは、一方の手にはろうそく、他方の手には「尹錫悦を拒否する」と書かれたプラカードを持って、大統領の「拒否権」で蝕まれた民主主義の危機について各々の立場から懸念を示した。
尹錫悦大統領が(夫人の)キム・ゴンヒ特検法に3度目の再議要求権(拒否権)を行使してから迎えた最初の週末の11月30日夕方、参与連帯や民主社会のための弁護士会、全国民衆行動などの主な市民社会団体が立ち上げた「拒否権を拒否する全国非常行動」は、ソウル光化門(クァンファムン)前で「尹錫悦を拒否する第3回市民行進」を初め、ソウル明洞(ミョンドン)まで行進した。友人と参加した若者たちやベビーカーを押しながら参加した夫婦、ろうそくのヘアバンドと手作りのプラカードを持ってきた家族に至るまで、市民たちは様々な姿で寒さに耐えながら民主主義の回復を願っていた。共に民主党のイ・ジェミョン代表をはじめとする民主党指導部と党員も、先に同じ場所で開かれた「第5回国民行動の日」集会を終え、行進に合流した。
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/51771.html
ソウル都心で10万人のろうそく…「尹錫悦を拒否する、民主主義は崩壊の危機」
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