(記事抜粋)
■ 石破氏は「親韓政治家」
韓国メディアが石破首相を紹介する際に最も強調している部分は「穏健な歴史認識を持っている」という点だ。
2017年5月、韓国紙『東亜日報』との単独インタビューで石破氏は、慰安婦問題と関連して「相手が納得するまで謝罪しなければならない」という趣旨の発言したエピソードは韓国人に広く知られている(ただし石破氏本人は当時のインタビューについて「お詫びという表現は使わなかった。互いに納得するまで努力しなければならないと言った」と否定している)。
また石破氏は、党内のライバルである安倍晋三氏の強硬な対韓国政策をことごとく批判してきたのだが、これは韓国人に「親韓政治家」というイメージを抱かせた。
その「親韓政治家」がせっかく日本の総理大臣に選出されたのに、わずか1カ月も経たないうちに総選挙で惨敗し、リーダーシップ喪失の危機に瀕している状況に、韓国政府も内心がっかりしているようだ。
■ 韓国人から見れば立憲・野田代表は「反韓政治家」
自民党と公明党とで衆議院の過半数を確保できなかったことで、次期首相の可能性が出てきた立憲民主党の野田佳彦代表についても韓国メディアは注視しはじめたが、もともと野田氏は韓国国民に「反韓政治家」としてよく知られた人物だ。
彼が過去に首相を務めていた2011年12月、京都で開かれた李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領との首脳会談で、慰安婦問題で顔を紅潮させたことがある。
当時の韓国『聯合ニュース』の報道によると、李明博大統領は野田首相との会談時間の9割を慰安婦問題にあて、野田首相に慰安婦問題の解決を繰り返し要求した。しかし、野田首相はこれに応じず、逆に日本大使館前に設置されている慰安婦像を撤去することを要求したという。これにより李明博大統領は予定を短縮して帰国したとされるほど、当時の会談ムードは険悪だったと伝えられている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00038f49c2c63fcce8139679d58a4c59fa58d987?page=3
韓国・尹錫悦政権が「石破自民」の大敗にがっくり、「反韓政治家」野田代表率いる立憲の躍進にはピリピリ
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