2024年9月22日、韓国・世界日報は「中国の高所得層に人気だった韓国産シャインマスカットの販売量が急激に落ち込んでいる」と伝えた。
韓国関税庁の統計によると、昨年、韓国が中国に輸出したブドウは138万ドル(約2億円)相当で、前年比49%減少した。シャインマスカット輸出先に中国が占める割合は21年の22%から昨年は3%に落ち込んだ。
韓国の対中ブドウ輸出は17年まで10万ドルに届かなかったが、18年に162万ドルまで急増。21年は834万ドルでピークに達した。それからわずか2年で、ブドウ輸出額は6分の1水準に縮小したことになる。
https://www.recordchina.co.jp/b940921-s39-c20-d0195.html
韓国産シャインマスカットは中国産より何倍も高額ながら、品質の高さから人気を集めてきた。全ブドウ輸出にシャインマスカットが占める割合は、昨年は91%を記録した。しかし、中国内でもプレミアム等級や1等級のシャインマスカットを栽培する農家が増え、「もう高い韓国産を食べる必要はない」という認識が中国内で広がり、韓国産が競争力を失ってきているという。韓国の消費者の間でも、シャインマスカットの栽培が増えるとともに「以前に比べ糖度が低い」「皮が食べにくい」という不満の声が聞かれるようになっている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「丸ごと食べられて楽でいいしおいしいけど、皮が固い」「皮も気になるけど、種なしのはずが、種あるよね」「昔のシャインマスカットは本当においしかったのに、最近のは何か違う」「最初は衝撃的だったけど、今は普通のブドウの方がいい」「本来は9月か10月が食べ頃のはず。早く収穫しちゃうからおいしくないんだよ」「お金になるからってまだ熟してない糖度の低いものを収穫して売るから品質はめちゃくちゃ」など、厳しい声が多く寄せられている。
また、「日本のオリジナルは変わらずおいしいよ。パクったものとは次元が違う」「日本が開発した種子を無断使用して『韓国ブランド』にした。日本が特許を取ってなかったから韓国が無賃乗車して、一時的な幸運を手にしただけ。その運ももう尽きた」といったコメントも見られた。
中国で韓国産シャインマスカットの人気急落=韓国ネット「品質がめちゃくちゃ」「日本のは変わらず…」
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