最近、新築のヴィラ(低層集合住宅)やマンションでトイレが逆流して大変なことになるというケースが相次いでいます。取材をしてみると、驚いたことに排水管から出てきたのはセメントの塊でした。なぜ排水管にセメントの塊があったのか、補償は受けられるのか、ソン・ムビン記者が取材しました。
ソウル市内のある新築ヴィラ。トイレが詰まって逆流し、床が汚物まみれになりました。
作業員が内視鏡カメラで排水管のあちこちを調べると…
セメントの塊が姿を現しました
「どうしてセメントがそんな所に入っているんですか?」
建設作業員たちがトイレの工事をした後、残ったセメントを処理せずに排水管に捨てたのです。
排水管詰まりを起こしやすい衛生用品とは違って除去するのが難しく、基本の見積もりだけで100万ウォン(約11万円)以上、高ければ数百万ウォンかかります。
新築マンションでもこうしたケースはよくあります。
高級住宅地・江南のマンションも例外ではありません。
「内視鏡を入れてみたらセメントがぎっしり詰まっていて…500万ウォンも払って詰まりを解消しようとしたが、失敗した…」
しかし、一部の建設会社は欠陥補修期間の3年間が過ぎたとして、補償に消極的です。
専門家らは「施工時の問題なら施工者が補修期間に関係なく補償すべきだ」と強調しました。TV朝鮮のソン・ムビンがお伝えしました。
(2024年7月18日 TV朝鮮「ニュース9」より)
韓国新築マンションで相次ぐトイレの逆流、原因は排水管に詰まったセメントの塊
68
ツイートLINEお気に入り
49
0