【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループ、NewJeans(ニュージーンズ)が6月26、27の両日に東京ドームで開いた公演で、メンバーのHANNI(ハニ)が1980年に発売された松田聖子のヒット曲「青い珊瑚礁(さんごしょう)」を披露し、日本だけでなく韓国でも大きな話題になっている。
業界関係者によると、ファンが撮影しユーチューブに投稿したハニのソロステージの動画は投稿から6日で368万回再生を突破し、今も再生回数を伸ばしている。「いいね」は10万を超え、コメントは1万に迫る。
ハニはこのソロステージで松田聖子のトレードマークとして流行した髪型「聖子ちゃんカット」を再現して注目された。またハニが韓国人でも日本人でもなく、オーストラリアとベトナムの国籍を持っていることも話題となった。
1980年代は日本が世界経済をけん引した好況期で、松田聖子の「青い珊瑚礁」は当時を象徴するコンテンツだ。そのため歌謡界ではハニの今回のステージが日本の古い世代の思い出を呼び起こし、新しい世代には新鮮な魅力を与えたという評価が出ている。
日本メディアはハニのステージについて、80年代のアイドルソングをさわやかに歌って観客をとりこにし、歌唱後に会場が暗転しても衝撃の余韻が続いたなどと評価した。
また韓国歌謡界で最近流行している2000年代のファッションや雰囲気をリードしてきたNewJeansがさらに20年さかのぼって1980年代のレトロを表現したことも注目される。
「青い珊瑚礁」は2日、韓国最大の音楽配信サイト・メロンのデイリーチャートで222位に入った。
またこれに先立ち、韓日それぞれで選抜された歌手7人ずつが歌を競い合う韓国ケーブルチャンネルMBNの「韓日歌王戦」で日本の住田愛子が披露した1981年のヒット曲「ギンギラギンにさりげなく」もユーチューブを中心に話題になった。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240703001200882
昭和のヒット曲にはまる韓国ファン 「青い珊瑚礁」など話題に
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