<韓国油田開発>1段階の中でも初期…「過度な期待感には用心」

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    • 1名無し2024/06/09(Sun) 15:34:50ID:I2ODQ0Nzc(1/3)NG報告

      韓国政府の計画通りに12月から探査ボーリングが始まるならば、結果が出ることが予想される来年上半期まではどんな拡大解釈も警戒すべきと口をそろえる。実際に油田が存在しても開発と生産までには相当な時間がかかる見通しだ。

      関連業界によると、油田開発は大きく3段階で進められる。1段階で物理探査、2段階で探査ボーリング、3段階で商業開発の順だ。物理探査は大地を構成する物理的性質の差を利用して地質や岩盤の種類などを調査するものだ。探査ボーリングは深海の地中深くに穴を掘り、資源存在の有無を確認するものだ。韓国石油公社関係者は「商業開発は物理探査資料を先に収集し、電算処理と資料解釈過程を経て石油・ガス埋蔵の有無を推論した後、探査ボーリングを通じてこれを確認した後に進められる」と話した。

      これによると、現在の進行状況はあくまでも1段階に当たり、それさえ不確実性が多く残った状況と解釈される。探査ボーリングの成功率を20%と特定した米アクトジオ顧問のビトール・アブレウ氏の7日の記者会見によると、韓国政府とアクトジオは物理探査のデータ分析を通じて油田が存在する時に現れる炭化水素の累積可能性がある岩石の状態ということ程度を確認した状況だ。これに対し漢陽(ハニャン)大学資源環境工学科のイ・グンサン教授は「経済性が予想されるほど炭化水素が累積していることはまだ実際に確認できていない点で物理探査をさらに進捗させる必要があるようにみえる。データを複数の専門家が分析するクロスチェックの過程も必要だ」と話す。

      1段階で良い結果を得て2段階である探査ボーリングに入っても少なくない難関を乗り越えなければならない。水深1000メートル以上の深海ではボーリング孔をひとつ掘るだけで1000億ウォンがかかるが、実際には5つのボーリング孔が必要で5000億ウォンがかかる見通しだ。探査ボーリングの成功率が20%という仮定の下でだ。しかし5つのボーリング孔を掘っても成功できない可能性を排除することはできない。業界では、通常ボーリング1カ所当たりの成功率を10%前後とみている。いくつのボーリング孔を掘らなくてはならないのか、あとどれだけ費用がかかるかは現時点ではわからないという話だ。

      https://japanese.joins.com/JArticle/319627

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