国内研究陣が米に牛の幹細胞をつけて肉味がする別名「牛肉米」を開発した。
延世大学校のホン・ジンギ化工生命工学科教授チームは15日、学術誌「マッター」(Matter)を通じて、一般米よりタンパク質が8%、脂肪が7%多く含まれる牛肉米を開発したと明らかにした。
ピンクのこの牛米は事実「培養肉」(細胞培養で作った肉)と変わらない。これまで様々な形態の培養肉が開発されたが、米を支持体として開発された培養肉は牛米が世界初だ。
牛米は米粒に牛の筋肉と脂肪細胞を植えて最大11日間培養して作ったが、牛肉細胞が米粒によりよく付着するように米表面を魚から注射したゼラチンでコーティングした。
研究者は、牛肉米が商用化されればはるかに低価格で食料を供給できるとし、今後の救護用食料、軍事用食料、宇宙食料などで多様に活用できると見通した。
韓国研究陣が開発した牛肉米は外信でも注目した。 BBCは牛肉米について「新しいタイプのハイブリッド食品」とし、「安価で環境に優しいタンパク質供給源になることができる食品」と評価した。ただ、「もし市場に発売されれば、消費者が受け入れるか見守ること」とした。
牛肉の味がするご飯はいかが?韓国の研究チームが、米粒の中で牛肉の細胞を培養することに成功したと発表した。肉用牛の飼育に代わる持続可能な代替タンパク源になりうるという。YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=Loi3oWCJv3U
肉がなくても牛丼になる…?「牛肉味のコメ」を韓国の研究チームが開発
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