大学での講義中に旧日本軍の慰安婦は売春の一種などと発言して名誉毀損(きそん)の罪に問われた柳錫春(リュ・ソクチュン)元延世大教授(68)の判決公判が24日、韓国のソウル西部地裁であった。裁判所は「名誉毀損と見なし難い」として無罪を言い渡した。
裁判所は「被告の発言は被害者個々人に向けた発言とは見なし難く、朝鮮人の日本軍『慰安婦』全体に対する一般的な抽象的表現」と述べ、「検察側が提出した証拠だけでは当該発言を事実の摘示による名誉毀損と見なし難い」とした。
被告の講義の全体的な内容や表現、筋道などを考慮すると、被告の発言は慰安婦が求人詐欺のような形で慰安婦になったという趣旨に近いとみられると指摘。発言は通念から外れるもので比喩も適切でなかったとしながらも、「憲法が大学での学問の自由と教授の自由を保護することを鑑みると、教授に対する制限は必要最小限にとどめるべきだ」との見解を示した。
以下略
https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20240124001400882?section=news
元大学教授の「慰安婦は売春」発言は無罪 韓国地裁
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