オランダ、韓国大使を呼んで「国賓訪問儀典に対する懸念」伝達

韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の国賓訪問（１１～１５日）を１０日後に控えていた今月１日、オランダ側が韓国の過度な警護および儀典要求に懸念を表わすために、崔馨燦（チェ・ヒョンチャン）駐オランダ大使を呼んでいたことが分かった。

１４日、関連事情に詳しい複数の消息筋によると、オランダ政府は崔大使を呼んで国賓訪問警護や儀典を巡る韓国の多様な要求に「懸念と要請事項」を伝えた。

◇オランダ－韓国、儀典・警護巡り異見…「儀典システムの補完を」

警護上の必要を理由に訪問地のエレベーター面積まで要求したこと等、具体的な事例を挙げて不満を表したという。

特に半導体装備企業であるＡＳＭＬの機密施設「クリーンルーム」訪問日程に関連し、韓国側が決められた制限人員以上の訪問を要求したことに対する懸念も大きかった。ある消息筋は「オランダが相手国首脳の訪問を控えて駐在大使を呼んで抗議したのは異例」と伝えた。

首脳訪問を準備する過程で相互間で意見の違いがある場合、互いに譲歩しないで水面下で相手に了解を求めることは一度や二度ではない。ただし外交消息筋は「オランダ側は外交チャネルを通じて数回にわたり受け入れにくい部分に対する協議と調整を試みたが、状況が改善されないため、抗議を表する次元で大使を呼んで懸念を伝えたものと理解している」と話した。
（略）
https://japanese.joins.com/JArticle/312725?servcode=200&sectcode=210

>特に半導体装備企業であるＡＳＭＬの機密施設「クリーンルーム」訪問日程に関連し、韓国側が決められた制限人員以上の訪問を要求したことに対する懸念も大きかった

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