「想像をはるかに超える民間人虐殺」…朝鮮戦争中、全羅南道で何が起こったのか

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    • 1名無し2023/11/25(Sat) 14:10:21ID:I3NzQ2MjU(1/2)NG報告

       全南大学社会学科のチェ・ジョンギ教授は、朝鮮戦争前後に全羅南道霊光(ヨングァン)地域で起きた民間人虐殺について、このように表現した。朝鮮戦争前後の時期、霊光地域では他の郡より圧倒的に多い4291人の民間人が死亡した。1948年の麗水・順天(ヨスン・スンチョン)事件で蜂起を起こした国軍第14連隊の一部が、霊光地域内の仏甲山(ブルガプサン)や君遊山(クンユサン)、九岫山(クスサン)、太清山(テチョンサン)などで国軍討伐隊と対峙する局面を成し、加害の主体が警察と地方左翼で入れ変わる状況が繰り返された。朝鮮戦争勃発後は奪還するまで時間がかかり、恐怖と報復、事前攻撃などの感情を持った武装した群衆によって虐殺の悪循環が深まった。

       真実・和解のための過去事整理委員会(真実和解委)は23日午後2時、光州市西区(クァンジュシ・ソグ)のラマダプラザホテルで「全羅南道地域の軍・警察および敵対勢力による犠牲事件に関する討論会」を開いた。第2期真実和解委の発足3周年を記念して開かれた今回の討論会は、朝鮮戦争前後の時期に全羅南道地域で発生した軍・警察および敵対勢力による犠牲事件の真実究明の成果を共有し、犠牲者の名誉回復および被害克服のために今後の課題を示す場となった。

       現在、真実和解委に申請された朝鮮戦争前後に起きた民間人犠牲事件計1万3982件のうち、光州・全羅南道地域の犠牲事件の数は5874件(麗水・順天事件、刑務所事件を除く)で、申請された事件全体の42.3%に上る。霊光が属する光州と全羅南道地域は、朝鮮戦争前後で最大の民間人犠牲事件の被害地域だ。

       チェ・ジョンギ教授は発表資料で、全羅南道霊光郡で最も被害が大きい地域として白岫面(ペクスミョン)と塩山面(ヨムサンミョン)の事例を挙げた。海岸沿いに位置する白岫面の九岫山の峰であるカッポンはパルチザンの集結地であり、軍・警察による奪還が7カ月ほど遅れたことで、1950年10~11月に発生した左翼による犠牲事件が全体の犠牲事件の80%を占め、また仏甲山と九岫山をつなぐ通路だった塩山面では、1950年9月28日のソウル奪還以後、被害者の約80%が無差別虐殺の被害を受けたと明らかにした。

      https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1117596.html

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