9日、慶尚北道(キョンサンブクド)LIGネクスワンの亀尾(クミ)ハウスで見た対砲兵探知レーダーIIは、横2メートル・縦3.5メートルのアンテナを立てた形状があたかも砲弾を映す鏡を連想させた。実際に名称は「天鏡」だ。檀君神話で桓雄が受けた「天の鏡」にちなんで天鏡II(TPQ-74K)と呼ぶ。短時間で首都圏を焦土化できる北朝鮮の長射程砲を空で鏡に映すように正確に原点まで追跡するレーダーだ。
◆「ソウル火の海」脅迫を遮断する砦
この日、アンテナの下に位置する運用室内の27インチモニターにはリアルタイムで情報が表示されていた。対砲兵探知レーダーIIが探知区域の地形を探索ビームを放って探索空間を確保し、飛んでくる物体が探知されると、確認ビームで砲弾の有無を識別した。そしてすぐに追跡ビームで弾道の発射原点を把握した。その直後、弾道曲線の角度、速度、位置などの情報で方程式を計算する作業まで数秒で終えた。
韓国首都圏を守る「3000個の目」…数秒で北の長射程砲発射点を把握(2)
北朝鮮の長射程砲を探知する対砲兵レーダーIIの核心は「3000個の目」にある。ここには能動電子走査配列(AESA)レーダー技術が適用されている。簡単に言えば、アンテナの中にぎっしりと配置された約3000個の送受信モジュール(TRM)がそれぞれ送信信号を作り出し、別々の目のように北朝鮮が発射したロケットを追跡する。
すなわち、3000個の目を大きく開いて「ソウル火の海」を防ぐというのがこのレーダーだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10560dadb4e1efcfa8c12d88c4453a462a5c0653
数分後に着弾することは 回避できる とはどこにも書いてない
韓国首都圏を守る「3000個の目」…数秒で北の長射程砲発射点を把握(1)
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